2012-12-31

年末。


気がつけば、もう大晦日! 早過ぎます。

クリスマスは、ダーラナ地方のダンナの実家に帰省していました。
スウェーデンで過ごすクリスマスは、今年で6回目です。


実家のクリスマスツリー。
下にある「ユールボック(Julbock)」クリスマスのヤギの飾りは定番です。

今年は、突然ドアを「ドンドンドン!」と叩いて、トムテ(スウェーデンのサンタクロース)が訪ねてきました!(中身は誰か不明・・笑)

びっくりする姪っ子の図


* * *

さてさて、賑やかだったクリスマスも無事に終え、自宅に戻ってからというもの、私達はずっと「大掃除」をしていました。

日頃から、すっきりと暮らすことを心がけてはいるのですが、どうしても物が溜まります。
この際なので、地下の物置の不要品、使っていない古いキッチンツール、賞味期限の切れた食材、着ていない洋服、リサイクル品・・ などなどを徹底的に処分しました!

年末の「大掃除」は、私の影響でダンナも心得ていて、率先して色々と手伝ってくれるので助かります。
昨日は仕上げに、すべての部屋に掃除機をかけて、拭き掃除、そしてマット類の洗濯をして終了!
随分と家の中がスッキリしたので、気持ちが良いです。

今日はこれから、お餅をついて、 おせちと年越し手打ち蕎麦の仕込みに入ります!
(やっぱり年末年始は日本式にしないと、気分が出ません。笑)



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2012-12-22

クリスマスの買い物


誰に会っても、毎年毎年この時期には、「クリスマスプレゼントはもう買った?」という会話が繰り広げられています。
普段は質素に暮らしているスウェーデンの人々ですが、クリスマスの時期だけは別。どこのお店も、プレゼントを買う人で込み合っています。


クリスマスプレゼントは、子供のためでもあるけど、大人には、日本の「お歳暮」のような意味もあるんじゃないかな?と私は解釈しています。お世話になった人や、親しい人への感謝の気持ちを込めて。
プレゼントは、買うのも貰うのも、やっぱりなんとなく楽しいです。


我が家は今年も、ギリギリになってプレゼントを買いに行ってきました。
どこのお店も、レジには長い列。子供達への大量のプレゼントを抱えて帰るお父さんの姿が多かったです。

というわけで、やっと揃ってほっとしています。


兄弟間のプレゼントは、一人一つ買って交換することになったので、これでも随分と数が減りました。二年前まではこの倍の量を揃えていたので、結構大変だったのです。


ところで近所の雑貨屋で、Rörstrandのモナミがセールだったので、どさくさ紛れに自分の買い物もしてしまいました。うふふ。


すでに持っているのを含めると、それぞれ4セットずつ揃いました。
それと、お皿類もセールだったので、ついでにクリナラも。これも4枚揃いました。(本当は6セットが理想ですけど、とりあえず)


「自分へのご褒美」って言葉はあまり使いたくないですけど・・ 今月、自分で稼いだお金の一部で、ささやかな買い物です。・・とダンナに胸を張って言い訳(笑)


それでは皆様、God Jul (良いクリスマスを!)




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2012-12-17

Julbordの持ち寄り会



私は月に1〜2回のペースで、Stadsmissionのカフェでボランティアで働いているのですが、その仲間達が集まって、Julbord(ユールボード・クリスマス料理)の持ち寄り会がありました。


スウェーデン人の家のインテリアは、どこも素敵に飾られていて、本当に感心します。今日のお宅は、若いカップルの部屋だけあり、モダンな雰囲気で統一されていました。



この天井から吊るすタイプのキャンドルホルダー↓が素敵だったので、思わず準備中を撮影。

 ちなみに、このカップルのアパートでした。

彼女には、いつもお世話になっています


まずは、私を含め早く着いてしまった数人で、しばし雑談。



全員が揃ったところで、パーティ開始となりました。(今日は32人集まりました!)
料理は、それぞれが一品持ち寄りだったので、もの凄い品数でした。
スウェーデンのクリスマス料理は出尽くしていたので、私は「鶏の唐揚げ」を出品。おおむね好評でした。


取り分けたら、こんな状態・・ 
お腹がはち切れそうになるほど頂きました。


 さらに、こんな感じでデザートも盛りだくさんでした。



最後にカフェから、日頃の感謝を込めてということで、クリスマスプレゼントをもらいました。 私が当たったのは、本2冊と映画のチケット2枚。



カフェでは、私を含めボランティアやプラクティーク(インターン)で働いている人が多く、さらに皆いい人達ばかりなので、温かい雰囲気の中で働けています。

今年の1月から始めたので、なんだかんだでもう丸1年になります。
給料がもらえるわけではないし、一応本業もあるし、やめようかなと思ったこともありますが、もう少しスウェーデン語が上手くなるまで、続けてみようかなと思っています。

今夜は楽しかったけれど、スウェーデン語で会話しなければいけない「社交の場」はいつも緊張します。
もっと滑らかに話せるようになるべく、来年も努力しよう!と再確認した夜でした。




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2012-12-16

アドベント第三週目の夜


このところ、マイナス18度ぐらいのとても寒い日が続いていましたが、今日は気温が「2度」まで上がったので、外に出たら暖かく感じてしまいました。
どっさり積もった雪も、シャーベット状になっています。


ところで何かと忙しい12月。
クリスマス関連のパーティなどで社交も増えています。

今週はダンナが連日、会社の集まりなどで夜出歩いていて、私も夜出掛ける機会があったので、一緒に晩ご飯を食べられず、夫婦すれ違いの日々でした。(って言っても、4日間ぐらいですけどね)
いつも真っすぐ家に帰ってくるダンナが、夜居ないというのは変な感じです。

ということで今週末は、(いつものことですが)あえて何もしないと決めて、夫婦水入らずでのんびり過ごしました。


今日はアドベント第三週目。
夕飯後、三本目のキャンドルを灯し、お茶を淹れて二人でゆったりフィーカ。
(いつもなら、「お酒で乾杯!」というところですが、連日飲んでいるので今日はなしです)

いよいよクリスマスが迫ってきました。




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2012-12-10

スウェーデンのLussekatt(サフランパン)のレシピ


12月13日は、聖ルチア祭ということで、
 サフランパン(Lussekatt・ルッセカット)の季節になりました。

カフェやスーパーでも手軽に買えますが、やっぱり手作りが美味しいです。
今日は焼きながら分量をはかってみたので、そのレシピを書こうと思います。




参考レシピはこちら
(これよりもっと良いレシピを見つけたら、また記事にしようと思います)

スウェーデンのレシピは、大量かつdlの単位を使うので、分量を半分にしてグラムに直してみました。さらに作りやすいよう、自分なりに少し変えています。
また、このレシピでは、こちらにしかないKesella(ケセッラ)という、乳製品を使いますが、日本では「水切りしたヨーグルト」やカッテージチーズで、代用できると思います。


ちなみに、サフランと少量の砂糖を乳鉢などですり混ぜておくと香りが出やすくなるそうです(省略可)
こんな小袋で売られています





スウェーデンのサフランパン(Lussekatter)のレシピ 

材料:約20個分

・生イースト25g(ドライなら12g)
・小麦粉(中力粉)約520g
・砂糖 140g
・バター 75g
・牛乳 240〜250ml
・Kesella(上記参照)125g
・塩 小さじ1/2
・サフラン 0,5g
・溶いた卵 半分(もう半分は焼く前に塗ります)
・レーズン、粒砂糖など 適量


 〜作り方〜

1、牛乳を小鍋(又は電子レンジ)で人肌に温める

2、そこに、ほぐした生イーストを溶かし、砂糖、サフラン、溶かしたバター、Kesella、塩、卵をよく混ぜ、その液体を少しずつ小麦粉に混ぜる

3、ひとまとまりになったら、捏ね台に移し、表面がなめらかなになるまでよく捏ねる(電動捏ね器でやっても良いですよ)


4、ボウルに戻し、倍の大きさになるまで一次発酵させる (30〜40分ぐらい) 


5、 発酵した生地を20等分ぐらいにして、細長くのばし(30cmぐらい)、台の上で両端からくるくると丸め、渦の中心にレーズンを押し込む


( 今日は半分は普通に、もう半分には粒砂糖をのせてみました)


6、卵を塗って10分ほど二次発酵させ、225度のオーブンで8分焼く


冷めたら、乾燥を防ぐためビニール袋などに入れて保存しておきます。
冷凍も出来るので、是非たくさん作ってください!
*二日目以降は硬くなるので、食べる直前に少し温めると美味しくいただけます。


今日はアドベント第二週目だったので、二本目のキャンドルを灯しました。
クリスマス熱もどんどん高まってきています!




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2012-12-06

雪やこんこ


 降ってます。雪!

昨日、外に出ようと思ったら、家の前がこんなになっていました↓


ちなみに、午後3時でこんなに暗いです。
ほぼ一日中太陽が出ません・・

しかし、そんな雪の中、ダンナの通勤は今朝も自転車!! 
私は、雪は珍しくない土地の出身ですが、 平気で自転車に乗るスウェーデン人を見ると、やっぱりすごいなと思います。

この暗さで朝の9時近く!

写真中央ちょっと左がダンナです。家の窓から偶然激写しました(笑)
ダンナは、「スキーで会社に行った方が早いかも!」と冗談で言っていましたが、十分出来そうなぐらいパウダースノーが降り積もっています。


どんどこ降って来て、まだ止む気配はありません。
私は、童謡の「雪」が脳内再生しっぱなしです。
雪やこんこ、あられやこんこ〜 降っては降ってはずんずん積もる〜♪




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2012-12-03

アドベント第一週目


昨日の日曜は 第一週目のアドベントでした。
クリスマスまでのカウントダウンの始まりです。毎週キャンドルを一本ずつ灯していきます。 

 




ところで今日も気温はマイナス13度 まで下がりました。
本格的に寒いです・・ 
今日はバスに乗って友人の家へ行きましたが、バス停までの行き帰りだけでも、体が冷え冷えです。スウェーデンの室内は暖かいですが、外に出るには防寒対策が欠かせません。今年も奥の手「ヒートテック」を出さねば!



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2012-12-02

週末ディナー:二人でシーフード大会



ダンナの会社では、毎年社員へのクリスマスプレゼントとして、デリや輸入食材を売っているお店のギフトカードがもらえます。

1年有効のカードなのですが、毎年クリスマスにもらってから、丸一年使わずに放置してしまい、期限間近の今頃になって慌てて使う という事を繰り返しています。。それがやっぱり今年もでした・・

ということで、去年もらったギフトカードを使うべく、慌てて昨日買いに出掛けたわけですが、なんとそのお店が、ちょうど昨日から場所を移し、規模を拡大してリニューアルオープンだったのです!

なんというグッドタイミング。
面倒くさがりの性格でも、たまには良い事があるもんです(笑)


前は、小ぢんまりしたお店だったのですが、売り場も拡大して、レストランも完備して、雰囲気が良くなっていました。


パンやハム、チーズの種類も増えて、イタリアやスペインの食材やお菓子などもあってどれを買って良いやら迷いつつ、店内をぐるぐる・・

生ハムも欲しかったけれど選びきれませんでした....

オープニングだけあり、ものすごい人だったので、人をかき分けながら何とか買ってきました。ギフトカード400kr (約5000円)分を、ぱ〜っと使い切りです(笑)

買った物はというと・・
まずは、ライ麦パンとイタリアのオリーブオイル。


そして、ムール貝1kgと大きなカニ。
酒屋で白ワインも買って、夕飯にいただきました。


カニは一人1匹ずつ。食べるのに苦労しましたが、とても美味しかったです。
ムール貝は、ワイン蒸しにしました。ベアルネーズソースとフライドポテトも添えて。


「ありがとう○○○(ダンナの会社名)!」と言いながら、二人で お腹いっぱい堪能しました。今年ももらえることを期待しつつ・・



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2012-11-29

クリスマスの準備はじめました。


昨日は今年初めてちゃんとした雪が降りました!
景色は奇麗ですが、とても寒いです。

と、気がつけば、もうすぐ12月。
スウェーデンの一大イベント、クリスマスがやってきます。
巷では、ぼちぼちクリスマスの準備が始まっているので、出遅れないよう我が家も今週から準備を始めました。


準備その1:窓際の飾り

リビングの窓際

山型のアドベントのライトと、星の形のライト(Julstjärna クリスマスの星。読み方は:ユールファーナ)をつけるのが一般的です。
この時期になると、どの家の窓でも見られるので面白いです。(写真の奥、向いのアパートでもやっているのが見えると思います。笑)

ちなみに、Julstjärna (クリスマスの星)と呼ばれるものが、スウェーデンにはもう一つあります。それは、この写真左の花。(和名「ポインセチア」 )確かに、形が星みたいですよね。



キッチンの窓際はこんな感じにしました ↓
タイトルは、「おばあさんのクリスマス」(笑)


セカンドハンドのクリスマス柄の刺繍と、ダンナのおばあさんからもらったダーラヘストを飾っているので、なんとなく「おばあさんの家」っぽくレトロな雰囲気になりました(笑)




準備その2:アドベントのキャンドル 

今度の日曜日は、第一週目のアドベントなので、キャンドルを用意しました。クリスマスまで毎週一本ずつ、計4本のキャンドルを灯していきます。
今年は、簡単にデコレーションなどもしてみました。

Adventsljusstake



準備その3:ジンジャークッキー作り

クリスマスには欠かせないジンジャークッキー(Pepparkaka)ですが、大きな缶に入った状態でたくさんの種類が売られています。
また、「ジンジャークッキーの家」を作って飾ったりもしますが、我が家では食べるのが専門の人がいるので、普通に焼きます。しかもスウェーデンでは、そのまま焼くだけの生地が売られているので、ズルができるとても簡単です。

Pepparkaka(ジンジャークッキー)の生地

薄くのばして型で抜くだけなので、子供と一緒に作ったりするのが一般的です。
(何と、スウェーデン人は、この生の生地をつまみ食いするんですよ!)


お義母さんからもらったジンジャークッキーの型で作りました。
大量に焼いて、瓶にたっぷりと保存。ついつい食べてしまうんですよね、これが・・




さて、肝心のクリスマスツリーですが、我が家は飾りません。
スウェーデンのツリーは生木なので、準備も後片付けも面倒だからです!
ダンナの実家に行けば、立派なのが飾ってあるので、毎年それで十分ということで、二人の意見が一致しています(笑)


というわけで、クリスマスの準備は、まだまだ続きます・・



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2012-11-22

海外で和食を〜豚汁と巻き寿司



ストックホルムでは外食だったので、昨夜は和食が恋しくなり、冬の定番「豚汁」を作りました。それと、いつもの巻き寿司。 

豚汁にいたっては、炊き出しか!と突っ込みを入れたくなるほど沢山作ってしまったので、2〜3日は食べられそうです。

箸休めにブロッコリーの胡麻和えなども添えて、和食っぽい夕餉。

久々にKulinaraプレートで


巻き寿司は2種類作りました。
一つは、ツナマヨ(他にアボカド、卵焼き、キュウリ、にんじん)。
そしてもう一種類は、サーモンを酒と醤油と砂糖でそぼろ状に炒り煮にして、最後にゴマ油少々と白ごまを加えたもの。こちらは青ネギの小口切りも一緒に巻きました。ちょっと風味が変わって美味しかったです。


巻き寿司も沢山作ったので、翌日のダンナ弁当と、私のお昼になりました。




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