スウェーデンの洗濯事情〜アパート編

 前に書いたバルコニーでの記事で、洗濯物についての疑問をいただいたので、今日は「洗濯物事情」について書こうと思います。

スウェーデンでは、防犯や景観を損ねるという理由からか、外に洗濯物を干すという習慣があまりなく、乾燥機で乾かす家庭がほとんどです。（ただし、一軒家では夏の間だけ外に干すところもあるそう）
それに冬場の北欧は、日照時間がかなり短いので、乾燥機が一般的になるのも頷けます。


ほとんどのアパートでは、地下に共同の「洗濯室」があります。あらかじめ時間を予約して使います。

これが予約ボード。
自分の使いたい時間にこの四角いキーを入れておきます。
これが洗濯室のドアの鍵にもなるので、使っている間に誰かに入られる心配もなし。

うちのアパートの洗濯室は、普通の洗濯機↑が３つと、マット用の大きな洗濯機がひとつ。そしてこの大きな乾燥機↓と、

デリケートなものを干せる乾燥機、さらにプレス用の機械（左）もあったりします。

一応、自宅にもバスルームに洗濯機があるので、ここを利用するのは大体１０日に一回ぐらい。バスタオルやベッドリネンは、乾燥機にかけるとふんわり乾くので、もっぱら大きな物はここで洗っています。

地下には、ガレージもあります。各部屋一つずつあって鍵が閉まるようになっています。普段使わない物を色々入れておけて、とても便利。

実は、スウェーデンに引っ越してきてすぐの頃は、この洗濯のシステムがあまり好きではなかったのですが（洗濯物はその日に洗いたかったので・・）、今となっては、まったく気にならなくなりました。むしろ、毎日洗濯の必要がなく便利だなと感じるぐらい。慣れってすごいです。

外で道を歩いていると、たまにどこかのアパートの地下から、ふわ〜っと洗剤の香りが漂ってくるのですが、それに気がつくと「スウェーデンならではだな」と感じます。

イギリスに住んでいたころは、キッチンに洗濯機があるのに驚きましたが、 ところ変われば洗濯事情も変わるで、面白いです。



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今日はちょっと生活感丸出しの記事になってしまいましたが・・
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